水銀自閉症 - よくある質問集
オーティズム・マーキュリーは、自閉症と水銀に関する話題を中心に、メールでさまざまな情報を交換しているグループです。会員相互の質疑応答から代表的なものを集めた文書が公開されており、それを日本語にしました。
自閉症と水銀について
Q: 水銀中毒と自閉症にどういう関係があるの?
Q: 水銀ってどのくらい危険なの?
Q: どうしてうちの子に水銀中毒の可能性があるの?
Q: ほかにも水銀の汚染源はあるの?
Q: 「歯につめるアマルガムは安全そのものだ」って歯医者さんに言われましたけど?
Q: ワクチンが水銀中毒を引き起こすのであれば、予防接種をすませた子ども全員が水銀中毒になるんじゃないの?
Q: キレート治療で自閉症が治った子はいるの?
水銀中毒の診断 - 最初の1歩
Q: 血液と尿の検査で水銀が正常範囲だったので水銀中毒ではないと医者に言われたんですが?
Q: 子どもが水銀中毒かどうか調べる方法はあるの?
Q: DMPSチャレンジ検査というのを代替療法のお医者さんから薦められました。これって安全なの?
Q: 毛髪検査の予約を済ませ、手伝ってくれる医者を探しているところです。この時期にできることはありますか?
Q: 子どもが水銀中毒であることを確信しました。何から始めたら良いでしょう?
Q: うちの子のアマルガムは1箇所だけで、取り換えてくれる歯医者も見つからないんですが、このままキレートを始めたらまずいでしょうか?
Q: 毛髪検査の結果が届いたんですけど、水銀以外の金属の数値が高いんです。どうしたら良いでしょう?
キレートについて
Q: キレート剤ってなに?
Q: DMPSってなに?
Q: DMSAってなに?
Q: ALAとかLAっていうのはなに?
Q: DMSAとALAの投与量と時間は?
Q: キレート剤の投与を始めたんですが、副作用で困っています。どうしたらいいでしょう?
Q: グルタチオン、クロレラ、クラントロ(中国パセリ)、システイン、MSM、NAC、ニンニク、サウナなど、自然なキレート法の方が良いという話を聞きました。本当でしょうか?
Q: GFCFの食餌療法をしています。このまま続けても良いでしょうか?
Q: キレートによる水銀解毒が完全に終わるまで、どのくらいかかるの?
そのほか
Q: アンディ・カトラーって誰なの?
Q: エイミー先生って誰なの?
Q: 水銀を使わない歯医者さんを探したいんですが?
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自閉症と水銀について
自閉症と水銀中毒には、驚くほど沢山の類似点があることをサリー・バーナードさんたちが明らかにしました。怖そうな話ですが、自閉症児の家族にとっては、一筋の希望の光です。理由ですか? 水銀中毒なら治療法があるからです。以下の記事に詳しい説明があります。"Autism: A Unique Type of Mercury Poisoning" [自閉症は特殊な水銀中毒の一種か?] Bernard et. al.: <http://www.cureautismnow.org/sciwatch/invest.cfm>.
とても危険です。地球上の物質の中で、プルトニウムの次に危険です。水銀式体温計に入っている水銀の量だけで、小さな湖一つを汚染してしまうほどです。水銀の毒性に関連のある疾患は数が多いです。関節炎、アルツハイマー、多発性硬化症、繊維筋痛症、ルーパス(自己免疫疾患)、慢性疲労、鬱病、躁鬱病、統合失調 (分裂症)、LD(学習困難)、ADHD (注意欠陥多動症)などです。
多くの親たちが信じている話によれば、最も有力な容疑者は、ワクチンなどの薬品に保存料として含まれているチメロサールです。重量比で言うと、チメロサールの50パーセントが水銀です。1998年10月に、FDA(Food and Drug Administration 米国食薬管理局) は、処方箋のいらない薬に保存料として添加されるチメロサールの使用を禁止しました。1999年7月以降、FDAはワクチンの保存料としてチメロサールの使用停止を製薬会社に「勧告」しています。勧告に従った会社もあり、従っていない会社もあります。現在、米国で製造中のワクチンの殆どにチメロサールは含まれていないか、やっと検出できる範囲です。ただし、チメロサール入りの古い製品が未使用でどのくらい残っているかは不明です。
EPA(米国環境保護局)の定めた安全基準である体重1キログラムあたり1日0.1マイクログラムを上回る量のチメロサールが、1本分のワクチンに含まれています。一人の子が1日に何本もの予防接種を受けることが多いので、典型的なパターンで乳児が注射される水銀の量は、「安全」だと言われる上限の何倍にもなります。今はFDAが禁止していますが、昔は水銀が使われていたものとして、目薬、コンタクトレンズの保存液、鼻のスプレー、避妊クリーム、ヘモロイドのクリーム、潤滑用ゼリー、アレルギー対策の注射、マーキュロクロムなどの消毒液があります。チメロサールも防腐剤として、色々なところで使われていました。
ほかにも沢山あります。よくあるものを挙げると:
Q: 「歯につめるアマルガムは安全そのものだ」って歯医者さんに言われましたけど?
アマルガムの水銀については意見が分かれています。アマルガムの成分のうち50パーセントは水銀ですが、それでも安全だという立場を、米国の歯科医師会がとっており、アマルガムの水銀が健康を害することはないと主張しています。ただし、水銀によって健康を損なう主要な原因がアマルガムだということを示す学術論文は沢山あります。歯科医師会がそれを認めていないので、歯医者さんは、その先生の考えがどうであっても、アマルガムの危険性を認める発言は許されていないのです。免許停止にされる可能性がありますから。
Q: ワクチンが水銀中毒を引き起こすのであれば、予防接種をすませた子ども全員が水銀中毒になったりしないのはどうして?
ヒトの体の解毒能力には個人差があるため、水銀に対する反応のしかたも人によって違います。すぐに水銀を排出できる子もいれば、体内に長く残る子もいて、そういう子の脳や内臓の中に染みついた水銀は出てきません。
"Turning Lead Into Gold" [鉛を金に] という本は、「自閉傾向」の子どもたちが鉛のキレート治療で劇的に良くなった例をいくつか載せています。
この文章を書いている時点では、私たちのグループで、水銀中毒が完治した子は皆無です。まだ時期が早いですから。医者のエイミー先生が解毒を行なった何人かの子は非常に良くなっています。キレート治療を行なうたびに自閉症児の症状が良くなると言っている親は沢山います。
Q: 血液と尿の検査で水銀が正常範囲だったので水銀中毒ではないと医者に言われたんですが?
お医者さんの多くは、水銀中毒よりも鉛中毒に詳しいです。鉛の量を調べるときは血液と尿の検査が標準的に行なわれますが、水銀は、血液や尿の検査ではわかりません。水銀は体内に入るとすぐに血液を離れて内臓に蓄積されるからです。ですから、大量の水銀を摂取したばかりの人でないかぎり、血液や尿からは検出されません。アマルガムによる長期間の慢性的な水銀摂取や、予防接種のあとで年月が経っている場合も、こういう検査では出てきません。水銀を調べるための、より良い方法は、毛髪に含まれている必須元素を調べることです。
エイミー・ホームズ先生が、御自身のウェブ頁で、いくつか役に立つ医学的な検査の一覧表を公開しています: <http://www.healing-arts.org/children/holmes.htm>. 毛髪分析による微量元素の検査は、廉価で、痛い思いもさせず、体内の水銀やほかの重金属がどのくらい溜まっているかを、ある程度まで判断できる検査です。この検査を実施している優れた機関の一つとしてドクターズ・データ社があります(Doctor's Data, Inc. 通称DDI、電話708/231-3649)。注意: 水銀自体は内臓に染みついていて、毛髪にはそれほど検出されません。水銀が存在しているかどうかを判断するには、検査結果の水銀の項目を見るのではなく、すべての必須元素を見て、アンディさんの計算法をあてはめてみることです(counting rules)。
Q: DMPSチャレンジ検査というのを代替医学のお医者さんから薦められました。これって安全なの?
危険です。DMPSチャレンジ検査とDMPS静脈注射は、非常に危険なばあいがあります。これについては www.dmpsbackfire.comをご覧下さい。チャレンジ検査というのは、1度に大量のキレート剤を医者が投与して、尿と一緒に出てくる金属を調べるものです。誰でも少しは水銀が溜まっているので、水銀中毒かどうかを診断するときにこの検査はあまり役に立たないことが多く、またDMPSやDMSAは体内の水銀を動かします。DMPSを使うなら8時間おきの経口投与にすべきです。それから、歯にアマルガムが付いている人は厳禁です。
大量のDMSA経口投与によるチャレンジ検査、1日1回や1日おきなどの長い間隔の投与などの提案をするお医者さんもいます。これも危険です。キレート剤は頻繁に、少量を服用すべきです。DMSAなら3・4時間おき、DMPSなら8時間おきです。
Q: 毛髪検査の予約を済ませ、手伝ってくれる医者を探しているところです。この時期にできることはありますか?
あります。補助栄養剤の摂取を始めることができます。キレート剤の投与前と投与期間中、お子さんの苦痛を和らげる助けになる栄養補助食品は沢山あります。大事なものをいくつか紹介しますね:
1日4回: ヴィタミンBコンプレックス、ヴィタミンC、マリアアザミ・エキス (Milk Thistle)。
1日に何度も摂る必要はないが頻繁に必要なもの: 亜鉛(Zinc)、マグネシウム、ヴィタミンE、カロチン・ミックス、リコピン、亜麻仁油。
Q: 説明を読んで、うちの子が水銀中毒であることを確信しました。何から始めたら良いでしょう?
お子さんの歯にアマルガムが付いているなら、水銀を使わない歯医者に頼んで、詰め物を除去し、別の物質に取り換えてもらう必要があります。 次に、キレート剤投与の手助けをしてくれる医者を探すべきです。ただし、アロパシー、つまり通常の西洋医学の手法を実施しているお医者さんのほとんどは、水銀の毒性のことを良く知りません。ですから、医者と言っても、通常の医学博士(MD)ではなくてもかまいません。整骨、自然療法、ホメオパシー、整体など、「代替」医学の専門家で、キレート剤の入手や、投与期間中の体調の変化を診てくれる人もいるでしょう。医者がいなくてもキレーションは行なえますが、医者と相談しながら行なうのは非常に良いことです。
Q: うちの子のアマルガムは1箇所だけで、取り換えてくれる歯医者も見つからないんですが、このままキレートを始めたらまずいでしょうか?
絶対まずいです。少しでも歯にアマルガムの詰め物がある人は、キレート厳禁です。キレート剤がアマルガムから水銀を引き出し、それが体内に溜まり、症状を悪化させる結果になります。
Q: 毛髪検査の結果が届いたんですけど、水銀以外の金属の数値が高いんです。どうしたら良いでしょう?
一般的には、まず水銀以外の金属を排出することになります。鉛、銅、砒素、アンチモン、アルミニウムなどが高いと、水銀中毒に似た症状を起こすことがあります。何種類もの金属の数値が高い子は、重病である可能性が高いです。3ヶ月以内に検査をもう1度してみてください。
水銀以外の金属をキレートするさいに薦められる方法:
鉛: DMSAを使いますが、水銀も溜まっている可能性があるばあい、水銀を解毒するための手順で行なって下さい。3・4時間おきの投与を何日か行ない、同じ日数ぐらいの休養期間を設けるなどです。
砒素: 水銀中毒も併発しているばあい、まずDMSAを使います。ALAも砒素に対して非常に効果的です。水銀を対象にした手順でキレートします。つまり3時間おきを数日、休養期間を同じ日数です。
アンチモン: SAMeを飲ませます。体重1ポンド(454g)当たりSAMe5ミリグラムを1日分とし、これを何度かに分けて飲ませます。ほかに「貧しき者のメチル化ミックス」という組み合わせで、B-12を体重1ポンド(454g)あたり100マイクログラム、葉酸を体重1ポンド(454g)あたり10マイクログラム、TMGかコリン を体重1ポンド(454g)あたり10から20マイクログラム飲む方法もあります。これを1日のうちで何回かに分けて飲みます。活力源になるので、1日の早い時間が良いかも知れません。
銅: 25ミリグラムの亜鉛と250ミリグラムのモリブデンを1日4回飲むことで、銅の吸収を大幅に抑えることができます。銅の多い食品を避けるのも効果的です。ナッツ類、内臓、貝類、糖蜜、ときには洗浄していない農産物なども銅が多いです。グリシン、タウリン、マリアアザミ・エキスは、銅の排出を早める助けになるかもしれません。
注意: ALAは銅の値を高くするので、銅の多い子にはALAを飲ませないようにしましょう。
アルミ: できるだけアルミが入ってこないようにしましょう。アルミの鍋をやめ、アルミ缶入りの炭酸飲料もやめましょう。いくつかのベーキング・パウダー、酸化防止剤、汗止めにはアルミが入っているので、気をつけて表示を読みましょう。
カドミウム: 助けになる可能性があるのは亜鉛です。
抗酸化物質の栄養剤は、あらゆる重金属中毒の症状を減らす助けになります。
キレート治療について
水銀や鉛などの金属とくっつきやすい元素を二つ以上持った化合物で、標的になる金属を挟み込んで一つの分子となります。水銀を排出できるキレート剤としては、 DMPS (2,3 dimercaptopropanesulfonate sodium), DMSA (2,3 meso DiMercaptoSuccinic Acid 通称Succimer、商品名がChemet)そしてALA (alpha lipoic acid)があります。
DMPSは調剤薬局で量販することが米国で認められているキレート剤で、脳以外の箇所から水銀を排出する上で優れた作用があります。 適切に使用すれば。
残念ながら、DMPSでもほかのキレート剤でも、不適切な方法で使用するお医者さんが多く、そのばあい、ほかのどんな医薬品でもそうであるように、非常に危険なこともあります。
DMSAは、子どもの鉛中毒を治療するためにFDAが認可している処方薬です。水銀に対しても効果的です。脳以外の箇所から水銀を除去する効果がありますが、血液と脳のあいだの関門を通れないので、脳からの解毒はできません。
アルファ・リポ酸(Alpha lipoic acid, ALA, LA)は、処方箋が無くても買える栄養剤で、水銀排出に効果的なキレート剤であることが分かっています。DMSAやDMPSと違って、ALAは血液と脳のあいだの関門を通るので、脳から水銀を排出できますし、脳に水銀を送り込んでしまうこともあります。水銀を摂取して間もない(3ヶ月以内の)人はALAを使ってはいけません。それから、ALAは銅の排出をおさえるので、銅の値が高い人もつかってはいけません。
投与量は、時間ほど重要ではありません。この質問集の内容の殆どを忘れても、次のことだけは覚えておいて下さい。DMSAやALAが効果を発揮するためには、少ない量で短い間隔(睡眠中もふくめて3-4時間おき)の投与を数日間おこなうことが不可欠。あいだの時間が長いと、溜まっていた水銀を掻き回し、それが体内の別の場所に移動するだけで終わり、子どもの病状を重くするだけです。
DMSAだけを使用するなら、子どもの体重1ポンド(454g)あたり1ミリグラムから始めると良いでしょう。[翻訳者注・DMSAの投与量に関しては<asdnews.at.infoseek.co.jp/jikan-ryo.html>の記述を優先した方が良いでしょう。] DMSAをALAと併用するなら、子どもの体重1ポンド(454g)あたり1/8から1/2ミリグラムで始めましょう。体調が悪くならないようなら、少しずつ量を増やします。
[翻訳者注・くわしい情報は<asdnews.at.infoseek.co.jp/jikan-ryo.html>。]
ALAだけを投与するなら3時間おきにします。DMSAは4時間おきです。併用するなら3時間おきです。
DMPSだけを投与するなら8時間おきです。
キレート剤の投与期間(オンの日)が三日から七日間つづいたら、それ以上の日数を休養期間(オフの日)とし、この組み合わせを繰り返します。週末を投与期間にすると、子どもの帰宅と同時に始め、月曜の朝に終え、ウィークデイを休養期間に設定でき、便利だと感じている親が多いです。この設定だと、親が夜中に起きるのは週末だけで、学校や幼稚園などの職員に頼らずに、自分たちでキレート剤を飲ませることができます。
Q: キレート剤の投与を始めたんですが、副作用で困っています。どうしたらいいでしょう?
私たちのグループで親たちから報告されている副作用は、尿が多くなる、顔や末端部が赤くなる、発疹、胸やけ、下痢などです。自己刺激行動が増えたり、反抗的になるなど、自閉症の特徴とされる症状が増えることもあります。副作用が酷くて対処が困難だと感じたら、投与を中止して休養期間を設け、そのあと、量を減らして再開しましょう。投与期間の日数を少なくして、休養期間を多くする方法もあります。
Q: グルタチオン、クロレラ、クラントロ(中国パセリ)、システイン、MSM、NAC、ニンニク、サウナなど、自然なキレート法の方が良いという話を聞きました。本当でしょうか?
「自然な」方法が常に良いとは限りません。アンディさんがこれまでに教えてくれた話では、ストリキニーネやボツリヌス菌も自然なものですが、それで死ぬこともあります。そういう前提の上で、優れた自然療法もあります。ALAは健康食品店で買える自然な栄養剤で、水銀と砒素の排出に効果的な優れたキレート剤であることが分かっています。さまざまな方法については、ひとつひとつ資料を読んで研究し、お子さんに飲ませているのがどういう物なのか、ある程度は分かっている様になる必要があります。どれも私たちのグループで議論され、これらの方法が良いと主張する人たちもいます。自分でどしどし勉強し、採用するかどうかは自分で決めましょう。そういう前提で、アンディさんとエイミーさんの意見を紹介します:
グルタチオン - アンディ:「グルタチオンはキレート剤ではありません。グルタチオンの粉末やカプセルを飲んでも、消化できなければ、ごくわずかな価値しかありません。グルタチオンが消化されないまま吸収されると、すぐに血液中で大きなアレルギーの問題を起こすので、その対策として又いろいろな物を飲まざるを得なくなります。」
クロレラ - アンディ:「クロレラが有害だと言っている文献はほとんどありませんが、実際に調子が悪くなったという人は沢山います。何人かの人に聞いてみればすぐに分かります。クロレラも『硫黄食品』です。硫黄の濃度が高い人にとってクロレラはとても有害です。」
「クリングハート先生は、DMPSの注射やDMSAの1日おき投与など、水銀中毒の治療の中で最も危険な方法を広めた人物です。この人が今クロレラに興味を持っているんですが、これはとても危険です。この先生の方法でクロレラを摂取して、その結果として神経に回復不能な損傷を与えてしまった人を何人か知っています。」
クラントロ: アンディ:「クラントロが効果的だという迷信があり、もしかしたら本当に効くのかもしれませんが、どう使ったら良いのかはっきりしていません。」
エイミー・ホームズ先生の意見: 「クラントロ。検証されていない。血液脳関門を通って水銀をキレートできる可能性があるという報告がいくつかありますが、データは皆無です。クラントロのどの成分にその効果の「可能性が」あるのか、誰も知らないのです。クラントロならどの種類でもみな効果は同じなのか? 誰がわかるでしょう? どの成分が効果を発揮するのか、どのクラントロでもその成分が同じくらい含まれているのかも分からないのに、血液中でその成分の濃度をある程度一定に保つために少しでも確実な方法がとてもあるとは思えません。水銀解毒をする上で1番重要なのは、キレート剤の濃度を一定に保つことですから。」
システイン - キレート剤ではない。アンディ:「ALAの投与期間中、プラズマのシステインが異常に低いことが確実に分かっているばあいでない限り、システインやシスチンを飲ませてはいけません。」
エイミー先生:「グルタチオン、MSM、システインなどの栄養剤には手を出さない方が無難でしょう。検査で必要性がはっきりしていない限り、こういう物質は治療効果よりも問題を起こすことの方が多いです。」
MSM - キレート剤ではありません。アンディ:「MSMについて話を聞けば聞くほど、やめた方が良いという気持ちが強くなります。系統的な調査をしたわけではありませんが、あちこちで否定的な報告を聞いています。」「ALAは自然に体内のシステインとグルタチオンの値を上昇させるので、ALAの投与期間中にMSMやシステイン、NAC、グルタチオンなどを飲むのは、とりわけまずいです。」
NAC(Nアセチル・システイン)- 体内でグルタチオンを増やす栄養剤です。 アンディ:「NACもグルタチオンも脳から水銀を排出させることはできませんが、多すぎると、脳にある水銀の量が少ないばあいでも、その毒性をもっともっと強めてしまいます。」
ニンニク - キレート剤ではありませんが、ぎょう虫を退治するにはとても良いという投稿が複数あります。
サウナ - アンディ:「はるか昔から、水銀鉱山で働く坑夫の解毒手段として利用されてきました。体調が悪くて働けなくなったら、仕事の時間になっても坑道に入らず、サウナで汗を流します。」「汗をかくと確かに水銀の排出が進みます。サウナで1・2時間すごせば、DMSA50ミリグラムの4時間おき投与を1日おこなうのと同じくらいの効果があるでしょう。」 注意: 水銀中毒の人はしばしば熱に弱いという投稿もありました。
Q: GFCFの食餌療法をしています。このまま続けても良いでしょうか?
ダイエットで調子が良くなるなら、断然つづけるべきでしょう。バーニー・ウィンダムさんは、グルテンとカゼインを分解する酵素を水銀が妨害する過程を説明した論文を書いています。水銀中毒の人で、乳製品など硫黄の多い食品を受け付けない人も沢山います。
酵母菌について: 水銀によって免疫機能の一部が破壊されると、免疫機能が弱まり、そのせいで、酵母菌、微生物などが体内にはびこり、いたるところで悪さをします。酵母菌の異常繁殖によって「リーキー・ガット」状態になることもあり、そうなると、腸の内壁が荒れて、未消化の物質が腸の血管の血液中に滲みこみ、アレルギー反応を引き起こします。水銀中毒の人で、食物アレルギーに苦しむ人は多いです。ですから、グルテンフリー・カゼインフリーのGFCFダイエットが、キレート前とキレート中に有効である確率は高いです。理論的には、水銀排出で免疫機能が回復し、抗真菌剤の投与などで腸が治れば、ふたたび「普通の」食品を摂取できるようになる可能性もあります。
Q: キレートによる水銀解毒が完全に終わるまで、どのくらいかかるの?
半年から2年ぐらいですが、中毒の程度や解毒の速さによって違います。8歳未満の子は、年上の子より早く反応するようです。
そのほか
アンディ・カトラーさんは、博士号を持っている化学者で、自分自身の体調が悪い原因が水銀中毒であることをつきとめ、健康を回復する方法を自分で見つけ出した人です。Amalgam Illness: Diagnosis and Treatment [アマルガムの病 -その診断と治療-] という本を書いています。35ドルで、本人のウェブ頁から直接注文できます: <http://www.noamalgam.com>. アンディさんは、長い時間を費やして私たちの質問に答えてくれていますが、いつも歯に衣着せず、要点をズバリと言う人です。
エイミー・ホームズ先生はルイジアナ在住の医学博士で、沢山の自閉症児の親たちと協力して、水銀をふくむ有害金属の解毒を手助けしてきました。もともとは腫瘍の専門家で、一度は育児のために退職したのですが、息子さんが自閉症だと判明したのです。それで医療に復帰し、お子さんをふくむ子どもたちを助ける仕事に従事してきました。エイミー先生の文章は以下のウェブ頁でご覧になれます: <http://www.healing-arts.org/children/holmes.htm>。このなかで、水銀の問題と治療法を説明しています。医師免許の法律で、直接担当している患者以外の人の相談相手になることは禁じられています。でも、あなたの担当医がエイミー先生に電話で相談することはできます。番号は(225)767-7433で、治療法の手順をファックスで送って貰えます。[翻訳者注 - その後、エイミー先生は健康上の理由で引退しました。]
#10 SASEと書き、78セントの切手を同封し、以下の宛て先までどうぞ。
Foundation For Toxic-Free Dentistry (or FTFD)
P.O. Box 608010
Orlando, FL
32860-8010
歯医者さんを選ぶに当たっては、慎重に慎重を重ねましょう。合成樹脂の複合材は、アマルガムよりも詰める作業が難しいです。アマルガムを除去する際に大量が流れ出して体に入ってしまう危険性も高いです。IOAMTのアマルガム除去プロトコルか、それと同じような手順で実施している歯科医を選びましょう。IOAMTプロトコルは以下の頁を参照して下さい: <http://mall.turnpike.net/P/PDHA/mercury/iaomt.htm>.